漏斗胸について
漏斗胸治療の実績1,000例以上
漏斗胸治療に取り組み続けて40年以上の歴史と実績があります。治療実績は1,000例以上。
全国から患者様が来院しております。
治療をすることで不安を解消し、毎日を笑顔で過ごしましょう。
漏斗胸治療に取り組み40余年
漏斗胸は前胸部の陥凹により心臓及び肺の圧迫をきたす先天性の遺伝的疾患で、1,000人に1人程度の割合で発生すると言われています。
また、前胸壁の陥凹で心臓と肺が圧迫されるので、猫背になる人が多いというのが特徴です。
当院では、2000年よりナス法による漏斗胸手術を取り入れ、治療効果と安全性の高い漏斗胸治療を行っています。
大人の方の漏斗胸治療手術をたくさん行っています
当院では大人の漏斗胸治療を多く行っており、症例数は1000例を超えました。
川崎医科大学、長野こども病院とともに日本を代表する漏斗胸治療病院となっています。
わざわざ患者さまが全国から四国・松山まで足を運んでくださいます。
その理由は・・・
ポイント1
漏斗胸手術で使用するバーがずれないようにするなど、手術法を独自に改善して(筋層下ナス法)、なるべく痛みの少ない漏斗胸治療を行うように心がけている(当院独自の手法)
ポイント2
ナス法と従来型治療を柔軟に併せて、患者さまにできるだけご負担をかけない配慮をしている
痛みの少ない漏斗胸治療を目指して
「漏斗胸の治療は痛い」と思い込まれている方が少なくないようです
術中から切開した部分の周辺に局所麻酔剤を打ち、痛みを感じにくいようにしています。大体24時間効果が続きます。
術後には、呼吸・疼痛管理のために、ASV(二相式気道陽圧ユニット)という機械を使って人工呼吸を行います。少し息をすれば機械が肺に空気を送り込んでくれ、自分の力で吸い込む努力をせずにすみ、かなり痛みが緩和され楽になります。
手術が終わった直後から胸部外科としての痛み止めを行います。静脈注射で特殊な痛み止めを打ち、痛みを鎮静します。 その後、痛み止めの薬を服用すれば、退院する頃までには痛みを随分抑えることができます。 大体入院3日後位までは、痛みを訴える方もいらっしゃいますが、それ以降はあまりいらっしゃいませんので、ご安心ください。